「ファミリーレールフェア」に続き、京阪大津線でも車庫公開がありました。11月3日、京阪電鉄の錦織車庫で「大津線感謝祭2018」が開催されました。洗車体験やミニ京阪のほか、地元を舞台としたアニメーションとのコラボラッピング車両も大集合し、ファンから家族連れまで多くの人で賑わっていました。
京阪電気鉄道株式会社「11月3日(土・祝)、大津線錦織車庫で「大津線感謝祭2018」を開催します」(2018年10月11日)<http://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/2018-10-11_otsu-festival-2018.pdf>

京阪大津線はその名の通り京阪電鉄の路線ですが、京阪本線とは繋がっていない、独立した路線です。京都市営地下鉄の東西線に乗り入れる京津線と、琵琶湖に沿って坂本比叡山口に至る石山坂本線の2つを合わせて大津線と呼ばれています。車両はすこし小さめで、路面や急カーブを走ります。
錦織車庫では大津線の全ての車両を点検・整備していて、普段の車両も夜はここに留まっています。
展示されていた台車。他路線よりもすこし小さめに作られています。
石山坂本線の600形もいました。塗装は新しいデザインに変えられたばかり。上が緑、下が白の新塗装になっていました。

建物の外にはラッピング電車も。比叡山と琵琶湖エリアのPR「山と水と光の廻廊<比叡山・びわ湖>」ラッピング電車だそうです。
参考:
京阪電気鉄道株式会社「「山と水と光の廻廊<比叡山・びわ湖>」ラッピング電車を平成28年3月19日(土)から大津線で運転します」(2016年3月14日)<https://www.keihan.co.jp/info/upload/2016-03-14_hieizan-biwako.pdf>
大津線はラッピング電車が多いのが特徴で、車両の大半はラッピング車だとか。この日はほかにもアニメ「ちはやふる」と「響け!ユーフォニアム」のコラボ電車がいました。


車内の特製ヘッドマークはファンにとっては垂涎モノ‥!?
子ども向けの展示もありました。
京阪電チャリ、というそうです。二人乗りの足こぎ自転車がレールの上を走ります。
工場内で車両を動かすのに使う「アント」という入れ替え機。一台で何両も牽くことができます。
追分駅から外した駅名標やらヘッドマークやら‥
部品販売もありましたが少々お高めでした。
大津線についてまた一つ賢くなれたイベントでしたー