10月13日、大阪モノレールの新型車両3000系の一般向け試乗会がありました。試乗会には抽選で選ばれた計250人が参加し、万博記念公園駅から大阪空港駅までの区間を一足先に乗車しました。土曜日とあって沿線にはたくさんのモノレールファンが集まり、大阪空港駅では大きな盛り上がりを見せました。
今回は午前と午後の2回運転された試乗会列車を追いかけて撮影しました(試乗会は外れました)。

試乗会は車両基地がある万博記念公園駅から終点の大阪空港駅の間で行われました。参加者を乗せてから大阪空港駅に出発です。



大阪空港駅では折り返しまでに30分ほどの時間があり、撮影タイムとなりました。



再び乗客を乗せた試乗会列車は元来たルートを戻り、


乗客を降ろした後、車両基地に戻るかと思いきや彩都線へ・・・


阪大病院前駅のめったに使われることのない折り返し線を通って、車庫へと戻りました。
大阪空港駅にて

大阪空港駅ではLED行先表示器にイラストを表示したり、普段使われない表示を出したりとファンには嬉しいサービスがありました。
3000系の行先表示器はフルカラーLED式、そのため「ワイン」や「ビール」など多彩な表現ができるようになりました。アニメーション機能で「イベント列車」と「遠足」は「団体・貸切」表示と交互に切り替わる仕様で、これもLEDだからこそできることです。
ちなみに大阪モノレールでは、これまでにワイン列車🍇やビール列車🍺が運転されたことがあります。
モノレール利用者なら一度は気になったことがあるはずのドア上金具を開いたところ。緊急時はここにロープを掛けて脱出するのですが、より安心して脱出できる「脱出シューター」もあります。

当選しなかった私は車内に入ることはできませんでしたが、内装は白を基調としながらピンクや木目調がアクセントで、明るく清潔感のあるデザインでした。デビューしてからのお楽しみですね。

大阪モノレール3000系は10月21日、万博記念公園駅での出発式の後、14:45から運行開始です。
ギャラリー:
記事公開日:2018年10月17日