東淀川駅の新駅舎が完成 ひと足先に見てきました

新大阪駅から700m、開かずの踏切でも知られる東淀川駅が、11月11日より新駅舎に移行することになりました。これまでの地下通路を通る駅舎は廃止され、代わりに橋上化されたバリアフリーの新駅舎が使われるようになります。まだ仕様が始まる前ですが、開放された部分を見ることができたのでレポートします。

 

JR京都線に乗ったことのある人なら、新大阪駅との近さはなにかしら印象に残っていることでしょう。新幹線との交差点からわずか700メートルのところにあるのが東淀川駅です。今回の新駅舎移転で多くの駅と変わらない見た目になりましたが、前は旅行鞄を持った人で賑わう隣駅とは対照的にエスカレーターもない駅で、周りの駅に取り残されたような雰囲気がありました。

 

新駅舎へはエスカレーターが設置されました。地下通路を使う旧駅舎とは反対に、新しい駅舎はホームをまたぐように建設されました。ホームの雰囲気は岸辺駅に近い‥?

参考:岸辺駅

エスカレーターはまだ動いていなかったのでエレベーターで上ります。かつては連絡通路だった部分が拡張されて作られたのが今回の新駅舎です。

 

新たに作られたコンコース(興奮でブレました) 手前がこれまで通路だった部分と思われます。

内装は最近のJR西日本としては標準的なデザインで、茨木駅や高槻駅に雰囲気はよく似ています。まだ完全には使用が始まっていないので所々に柵がありましたが、それがまたいい感じです。

 

トイレもきれいになりました。外観にすこし和式の要素を取り入れていますが中は様式のはず‥。ちなみに旧駅舎のトイレには和式しかありませんでした。

改札口はこんな感じ。自動改札機はまだ設置されておらず、将来改札機が置かれるところを自由に行き来するのは不思議な感覚でした。

改札を出ると大きな通路が広がります。新駅舎移行と同時に廃止される2つの踏切の代わりに作られたのがこの通路で、大きさは十分にとってあります。通路は柵で区切られていて、奥が自転車用、改札側が歩行者用のようでした。

先ほどとは反対側を向くと切符売り場があります。最近の駅舎はコンビニなど小さな店舗が入っていることが多いのですが、通路確保のためかこの駅には何もありませんでした。

通路のパノラマ

通路にはエスカレーターも設置されていて、誰でも利用しやすいバリアフリーになっています。写真ではわかりにくいですが、自転車用のスロープはかなりの長さがあり、通りやすいように距離を稼ぎながらゆるやかに下ります。

 

スロープと反対側が階段とエスカレーター。

階段と併設されています。エスカレーターは一人幅の小型でした。

 

工事中の今は、横の扉からエレベーターで旧駅舎東口へ降りることができるのですが‥

この扉は将来の秘密の部屋‥!?今後は一生立ち入れなさそうな場所です(笑)このエレベーターは旧駅舎を取り壊した後はおそらく撤去されるはず‥。

そしてエレベーターで東口に降り立ったのでした。

最新の機能を備えた新駅舎から、78年前の姿をそのままに残す古い駅舎に降りると、急に小さい頃に連れて行ってもらった駅の記憶がよみがえってきました。ほんの10年少し前までよく見かけた駅の姿と、ここ10年ほどで急速に広がった最新式の駅舎はあまりに好対照で、時代の大きな区切りと移り変わりを感じました。

 

新駅舎は11月11日から使用開始、旧駅舎は10日夜で使用が終了となります。使用開始前の姿、78年間の勤めに幕を下ろすまでの姿、見に行ってみてはいかがでしょうか?

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